検証・匿名性と実名性
フェイスブック(FACEBOOK)は6億人を超えるユーザーを魅了する素晴らしい
SNSだと思いますが、デメリットがあることを忘れてはなりません。
まず、「匿名を使う」ことには、それ相応のメリットがあると思うのです。
社会で本音を言えない立場の人がネットで本音を言うことで、それが新しい、
理解しあえる友達とのめぐり合いに繋がる可能性があります。
完全実名制は、自分にある体裁と本音の両方を、全ての友達と分かち合うことが
必要になります。
会社の悪口を言って、フェイスブック上でそれが上司に見つかったら、それは
いいことではありません。
あと、内部告発のようなものは、匿名性を維持することによって、「守秘義務」を
守ることが大前提です。
その場合はかなり大げさではありますが、似たようなことが、個人レベルでない
とも言えません。
実名での活動に支障のない範囲でなら、フェイスブックは大いに活用できて、
楽しめると思います。
しかし、匿名で行ったほうがいいようなことを実名でやったら、不用に個人情報が
流出し、取り返しのつかないことになりかねません。
よくツイッター(Twitter)などが引き金で、芸能界でもスキャンダルに発展する
場合があるのを皆さんはご存知かと思います。
私たちは、実名でやることのメリットを見出せない方にはフェイスブックは
お勧めしないほうが良いでしょう。